【スイートピー花エキス】~紫外線によるDNAダメージを修復~
スイートピーというかわいい花をご存知でしょうか?
「赤いスイートピー」という松田聖子さんの有名な歌にもなっている綺麗な花です。
日本では観賞用としても人気な花ですよね。
今回はこのスイートピーの花から抽出したエキスが持つ、DNAを守るとてもすごい効果をご紹介しましょう。
スイートピーとは
スイートピーとはマメ科レンリソウ属の植物です。原産はイタリアのシチリア島という、ブーツの先端部分にある大きい島です。
花言葉は「別離・門出・思い出」だそうで、少し哀愁漂う感じですね。ちなみにこういった花言葉がついた理由は、花の形が蝶が飛び立つ姿に似ているからだそうです。細かく見ると色ごとに花言葉があるらしいです。例えば白は「ほのかな喜び」でピンクが「繊細」だとか。
この色はかなり多種化しており、白、青、赤、黄色などだいたいなんでもある感じです。
今回ご紹介させていただくスイートピー花エキスはスイートピーの花から抽出したエキスとなります。
DNA損傷抑制効果
スイートピー花エキスの効果についてはファンケルが精力的に研究をしており、今回ご紹介する効果もファンケルの研究成果となります。
まず、スイートピーの中でもファンケルが注目したのが非常にきれいな青色をしたビューティーブルーという種で、初期の研究で活性酸素を除去する効果を見出しました。俗にいう抗酸化効果です。
DNA損傷抑制に着目した研究はその続報ということになります。
さて、DNA損傷抑制という効果はどのように役に立つのでしょうか。
通常、DNAは紫外線を浴びることで傷ついてしまいます。DNAは傷つくと修復機能が働きますが、老化などで正常に修復されないと肌に必要なたんぱく質が生成できず、肌の老化に直結してしまうことが分かっています。
そこで、DNAへの紫外線によるダメージを抑制することが必要となりますが、このスイートピー花エキスにはDNA損傷を抑制する作用があります。
ファンケルが行った実験としては、3次元皮膚モデルという表皮の形状を再現した細胞モデルにスイートピー花エキスを塗って紫外線を照射することで実施しています。この結果、スイートピー花エキスを塗らなかった場合に比べて、スイートピー花エキスを塗ると濃度依存的にDNAの損傷を抑えられたとのことです。
実際のデータを拝見しましたが、約0.1%のスイートピー花エキスを塗布するだけでDNAの損傷を90%カットしていました。
これだけでもかなり効果が高いエキスであると考えられますが、さらにさらにすごい力がありました。
DNA損傷回復効果
DNAの回復を促すタンパク質としてPCNAというたんぱく質があります。
このたんぱく質はproliferating cell nuclear antigenの略で、DNA修復に関わる機能を持っています。
ファンケルが行った実験では、損傷抑制実験と同様、3次元皮膚モデルとにスイートピー花エキスを塗って紫外線を照射するという実験をしています。そして、PCNAのタンパク量を測定したところ、スイートピー花エキスを塗布した場合、無塗布に比較して倍以上のPCNA量を示しているというデータとなっていました。
このことから、スイートピー花エキスは紫外線によるDNAの損傷を修復する効果を高めることができるといえるでしょう。
まとめ
さて、今回はスイートピー花エキスという紫外線によるDNA損傷に対して効果があるエキスを紹介いたしました。
スイートピー花エキスにはDNAの損傷を抑制する効果と、損傷してしまったDNAの回復を助ける効果があり、これらのパワーの併用によりDNAを守る強い作用があるといえるでしょう。
スイートピー花エキスは以下の製品をはじめとしたファンケル製品に多く配合されているため、興味がございましたら一度ご覧になってみてはいかがでしょう。
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